yogimeets-Interview no.1 Yoko

言葉の発信 suncha yoga  

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ーーインストラクターの方々は、積極的にSNS…特にInstagramによる発信を行っているように感じます。そんな中でも、YokoさんのInstagramはとても印象的だと思います。ご自身のヨガ哲学…言葉を発信していて、私たちはYokoさんをよりよく知ることができます。何か心がけていることはあるのでしょうか?

(Yoko)  私のインスタグラムって正直ヨガのアカウントぽくないんですよね。

ポーズの解説や方法を載せているわけではないですし、

かといってヨガ哲学を丁寧に解説してるわけではないので。

だけど、日常の中で誰かがふと思う事、言葉にできず飲み込んでいる思い、いろんなものに覆われて見えづらくなった自分の想い、、、

そんな日常の中にたくさんある思いや状況を少しずつ拾っては、それを言葉にしています。

その言語化するときにヨガ哲学を用いるようにはしています。

そして、何よりも大事にしているのは、届けたい人の顔を思い浮かべながら投稿をしてます。

だから、10人いたら10人に届くような言葉ではないけど、10人いたら1人には深く届く。

そんな投稿をしているのが私のインスタグラムです。

まあもっと多くの人に届いていたら、それはそれで嬉しいですけどね!

ーーYokoさん自身のアカウント名に使っている“suncha”とは造語との事ですが、改めて教えてくれますか?おそらく、Yokoさんのアカウント名を疑問に思っているフォロワーさんは多いと思うので。

(Yoko)  これはただの造語ですよ。笑

陽子の名前を分解して

陽=sun

子=child

組み合わせてsunchaみたいなノリです。笑

サンチャ。ってよんでもらったら!

ーー (´・ω・`)サンチャ…

(Yoko) そうですよ。suncha yoga(サンチャヨガ)です!

太陽の意味をもつsunに、子供の意味を持つchild、誰かを明るく照らす太陽みたいな存在でありたい、でも楽しく好奇心にあふれる子供のような心も大事にしたい。

そんな願いのこもった造語です。

特別な意味はありませんが、遊び心があって良いとは思いませんか?(笑)

ーーレッスンという限られた時間外でも、伝えたい…発信したいという気持ちが芽生えた先での発信なんですね。言葉を使って相手に伝えるというのは、個人的には難しい印象がありますが、発信したい文章は自然と浮かんでくるものなのでしょうか?

(Yoko)  浮かんできますね。

人間誰しも何気ない日常の中で感情は常に動きます。

私はその感情の変化に丁度いい言葉をあてはめているだけなんです。

できるだけ短い言葉で、感情を上手く表す言葉をパズルをするように当てはめていくのです。

だけどこの当てはめる作業が意外と難しかったりします。

ただ自分の言葉そのままだと、ただの感想文になってしまうので。

だからただの感想文を、誰かに届ける手紙のように伝わる文章に変換をする。

それがうまくまとまった時はとても嬉しいです。

Yokoさんは昨年、交通事故で足を怪我してしました…

ーーInstagramの投稿で、事故で足を怪我したことについても触れていましたね。インストラクターを続けることが出来るのかの苦悩もあったと思います。その時の事、また心情の変化など教えていただけますか?

(Yoko)  正直に「あ、終わった」と思いましたね。

身体が資本のこの仕事をするうえで歩けないというのは絶望的だったので。

もちろん形を変えればあるとは思いますが、当時の私は、ただただ終わったなと思いました。

回復期間も経過をみないとわからないと言われ、歩けるのは1ヶ月先か、はたまた3ヶ月以上先か、それすらも予想のつかない怪我状況だったので。

ただ、悲観ばかりではありませんでした。

足がついてるならまた歩けるようになれる可能性がある!って事や、

松葉杖だからこそ気づけた人の優しさもたくさんありました。

そしてレッスン復帰後、ただ動く身体があることやレッスンに対する想いを再確認することが出来ました。

私はこの経験のおかげで精神面は深く成長することができたなと思っています。

ーー私は、Yokoさんといえば笑顔のイメージしかありませんでした。yogimeets企画を通してYokoさんに関わり始めて、なんと言いますか、私はYokoさんのことがより好きになりました。お金を支払えば、私たちはインストラクターさんたちのレッスンを受けれますが、いいレッスンに出会うということは幸福な出来事ですよね。改めて、感謝の気持ちです。

HairStyle / Yoko_September 2022 ( ≫Click!)

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