[yoga]上を向く

ヨガのアーサナにはいろいろありますが,それぞれの身体の動かし方,キープには大きな意味があります。

上を向くポーズ,ウティタ・パール・シュヴァッコナーサナやバインドなど,上を向き,同時に胸も開き,空をあおぐと,不思議と気持ちが明るくなるのを体感される方も多いのでは?

逆に,下を向く,背中を丸めて,あごを引いて視線も内向きにし,身体を小さくすると,エネルギーのめぐり,心の動くスピードがゆったりなるように感じることもあるのではないでしょうか?解剖学的な視点では,「Cカーブ」と呼ばれるような背中を丸めた姿勢になると,お腹の中の赤ちゃんの頃の守られた状態を身体が思い出して,心が落ち着くそうです。

「下向き」という言葉は,日常的用語ではネガティブな響きがあるかもしれませんが,ヨガのアーサナや解剖学的な見地だと,沈静や落ち着きなどに結び付けられやすいので,何事も背景となる文化や文脈,その人個人の見方だなあと思いますね。

先日のヨガのプラクティスで,先生が雨について,こんな風に話されていました。

「雨ってどんなイメージですか?私は,雨の音は,人や世界に向けてパチパチと拍手している音に聞こえます。というか,そう聞き取ることにしています。ご自身への労いの音と思って,雨音聞きながら帰りましょう。」

良きですよね,素敵ですよね。

いつもそんな風に思えなくても,心がけたいですね。

心理アセスメントの描画法の一つに「雨の中のわたし」(雨中人物画)というものがあります。

その研究で,西洋や北米では雨を否定的イメージとすることが多いが,日本では「恵の雨」,「雨降って地固まる」など,自然からのギフトとする捉え方が文化的に根ざしているとの研究があります。

何事も自分の見方次第というのは乱雑すぎる表現ですが,どう捉えて受け入れるか,せっかくなら明るい方向に取り入れたいものですよね。

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